筆記試験で不正の3等海曹と面談未実施の尉官を懲戒処分

海上自衛隊大湊地区総監部(青森県むつ市)は、多用途支援艦「すおう」の30代の3等海曹が筆記試験で不正行為を行ったとして、減給の懲戒処分としたと発表しました。

同総監部広報推進室によりますと、3等海曹は2026年3月、神奈川県横須賀市にある横須賀教育隊での課程教育期間中に行われた筆記試験において、試験内容を書き込んだ消しゴムを1つ持ち込みました。試験官が不審な動きに気づいて確認したところ、不正行為が発覚しました。3等海曹は「試験で欠点をとりたいという思いで不正をしてしまった。不正を行ってしまい、深く反省しています」と話しているということです。

すおう艦長を務める角田精一郎3等海佐は「隊員がこのような事案を生起させたことを重く受け止めます。厳正な規律を保持するよう、隊員に対する教育・指導を継続し、同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

また、海上自衛隊は19日、護衛艦「ちくま」の30代の尉官が部下隊員との期首面談を適切に行わなかったとして、減給1か月1/30の懲戒処分にしたと発表しました。

この尉官は当時の所属部隊で人事評価の評価者でありながら、上半期に1回実施すべき部下の業績目標や業務上の目標などを明確化し、共有するための期首面談を行っていませんでした。部隊が無記名で実施したコンプライアンスアンケート調査により発覚しました。

処分を受けた尉官は「恒常業務及び突発的な業務が集中し、自身の業務管理ができなかった。自身の業務を優先するあまり重要な機会を失したことを反省しています」と話しているということです。

ちくま艦長を務める松田和仁2等海佐は「隊員に対する公正な人事評価を講じるという点で国民の不信を招いたことを誠に申し訳なく思っております。隊員に対する教育・指導を継続して行い、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

自衛隊懲戒処分など
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