福井県警本部運転免許課の50代の男性警部補が、酒気帯びの状態で放置されていた自転車を運転したなどとして、30日に書類送検されました。県警は同日付で、この警部補を停職3か月の懲戒処分とし、警部補は同日付で依願退職しています。
県警によりますと、警部補は9月17日未明、福井市内の飲食店で知人4人とともにビール400ミリリットル(200ミリリットルのグラスビール2杯)を飲んだ後、1人で2軒の飲食店をはしごし、日本酒2.5合を飲みました。その後、帰宅するために電車に乗りましたが、乗り過ごしたと勘違いして途中下車し、歩いて自宅に向かっている途中に越前市内の住宅街の草むらに放置されていた盗難自転車を見つけて運転した疑いがもたれています。
越前市内でパトロール中の警察官が、不自然な運転をする自転車を発見して職務質問を行い、発覚しました。警部補の呼気からは、1リットル当たり0.36ミリグラムのアルコールが検出されました。
調べに対し警部補は、飲酒運転などの違法性を認識しながらも、「朝から仕事なので早く帰り、寝たいと思った。警察官としてあるまじき行為をしてしまい申し訳ない」などと話し、事実を認めているということです。
県警は、この警部補を道路交通法違反と占有離脱物横領の疑いで福井地検に書類送検しました。
今回の不祥事を受け、福井県警本部の増川文武警務部長は「警察官がこのような事案を起こしたことについては誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、職員に対する指導教養をより一層徹底し信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

