兵庫県警察は2026年7月24日、90代女性の住宅に侵入して現金約63万円が入ったバッグを盗んだなどとして、兵庫県北部(但馬方面)の警察署地域課に勤務していた33歳の男性巡査長を懲戒免職処分とし、あわせて書類送検したと発表しました。処分年月日は2026年7月24日です。
警察によりますと、巡査長は2024年8月6日、90代女性宅の腰高窓から寝室へ侵入し、現金約63万円等が入ったバッグを盗んだ住居侵入および窃盗の疑いが持たれています。女性は当時被害相談をしましたが、捜査を行った警察官が誤って遺失物として処理していました。
さらに巡査長は2025年5月22日、同じ女性宅へ同様の手口で侵入を試みたものの、網戸を落としたため未遂に終わりました。その際、防犯指導を装って「泥棒に気をつけてください」等と女性に声をかけて立ち去りましたが、不審に思った女性から相談を受けた親族の通報により捜査が開始され、巡査長の関与が浮上しました。
巡査長は2022年に当該女性宅で発生した別件の窃盗被害の対応を担当しており、無施錠の場所が多いことを把握した上で犯行に及んだとされています。警察の調べに対し容疑を認め、アニメキャラクターのフィギュア購入資金目的であったと供述しており、自宅からはフィギュアが押収されました。書類送検は2026年7月22日および24日付で行われています。
また、兵庫県警は2026年7月24日、盗撮目的で20代女性警察官の住宅に侵入したなどとして、警察本部警務課付の55歳男性警部を懲戒免職処分としました。加えて、2024年の窃盗被害で誤って遺失届として対応した40代男性警部補を、2026年7月22日付で本部長注意処分としています。
兵庫県警察本部監察官室の大上健二室長は、警察官として言語道断の行為であるとして県民へ深謝するとともに、厳正な処分を行ったこと、および職務倫理教養の徹底による再発防止策への取り組みをコメントしています。

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