大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は2026年7月31日、法学部の授業で実施した試験について、採点前の答案用紙189人分を教授が誤って廃棄したと発表しました。
発表によりますと、2026年7月22日に法学部の授業で50代の男性教授が成績評価に関わる試験を行いました。その際、使用しなかった答案用紙等を廃棄する過程で、当日出席した学生189人が解答した答案用紙も誤って廃棄したということです。廃棄された答案用紙には、学部、学科、学籍番号、氏名、および解答が記載されていました。
試験の2日後となる2026年7月24日に別の職員が答案用紙の不在に気付いて捜索を行ったものの見つからず、2026年7月26日に防犯カメラの映像を確認したところ、男性教授が答案用紙の入ったとみられる封筒をごみ箱へ廃棄する様子が確認されました。
廃棄された答案用紙は委託清掃業者により回収・焼却処理が行われており、現時点で個人情報の流出は報告されていません。大学側は対象となる学生へ事情を説明した上で、後日オンラインによる再試験を実施する予定としており、成績評価で不利益が生じないよう実施期間や方法に配慮する方針です。
今回の事態を受け近畿大学は、関係者へお詫びを表明するとともに、試験の問題用紙および答案用紙の保管方法を見直し、指定場所での適切な管理を進めて再発防止に取り組むとしています。



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