2023年に兵庫県尼崎市のコンビニエンスストアで現金を盗んだとして誤認逮捕された元パート従業員の女性が、兵庫県や国、運営会社などに損害賠償を求めた訴訟で、兵庫県が女性に対して解決金60万円を支払って和解する方針を固めました。
訴状などによりますと、当時60代の女性は2023年12月、パート従業員として勤務していた兵庫県尼崎市内の店舗で、釣銭ボックスから現金を盗んだとして窃盗の疑いで逮捕されました。その後、店側の申告により帳簿より数十万円多い金額を本部に送金していたことが判明し、窃盗被害そのものがなかったとして女性は逮捕から14時間半後に釈放されました。
女性は2024年6月、県警や運営会社が確認を怠らなければ誤認逮捕は防げたとして、兵庫県と国、コンビニの運営会社を相手取り、計約585万円の損害賠償を求めて提訴しました。兵庫県と国、運営会社はいずれも争う姿勢を示していました。
兵庫県警によりますと、今年7月に神戸地裁から県側と女性側の双方に対し、県と運営会社が解決金を支払う和解案が提示され、女性は和解に応じる意向だということです。
兵庫県は17日の県議会に解決金60万円の支払いについて上程しました。本会議で可決された後、正式に和解が成立する見通しです。



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