奈良県の山下真知事は18日、自身に関する虚偽の動画をユーチューブで配信したとして、愛知県の男性(43)と東京都の女性(28)が名誉毀損の疑いで奈良県警に書類送検されたと明らかにしました。山下知事は8月、2人を刑事告訴していました。
告訴状によりますと、2人は2025年7月、共同運営するユーチューブのチャンネルに「中国に県を売り渡していた」などとする動画を投稿しました。「住民を20回以上の説明会でだまし続け、中国企業による巨大メガソーラー施設を建設していた」といった事実とは異なる内容を配信し、山下知事の名誉を傷つけたとしています。
奈良県は奈良県五條市に防災拠点の整備を進めており、山下知事はメガソーラー構想を打ち出しましたが、具体化する前に断念しています。
弁護士でもある山下知事は2025年8月に発信者情報の開示を請求し、東京地裁がサイトを運営するグーグル社に情報開示を命じました。山下知事は特定された配信者2人を奈良署に告訴し、17日に2人を書類送検したと県警から連絡があったとしています。
山下知事はこの日の会見で、「虚偽の情報を有権者が信用して投票行動をするのは、民主主義の過程を歪曲する、極めて由々しき事態。政治家としての危機感がある。社会全体に警鐘を鳴らしたい」と述べました。



コメント