掛川市役所内の子ども食堂でカレー食べた31人が食中毒 ウエルシュ菌検出で店が営業禁止

静岡県掛川市役所の2階にある飲食店で開かれた子ども食堂において、提供されたカレーライスを食べた子どもや保護者など男女31人が、下痢や腹痛などの症状を訴える集団食中毒が発生しました。

静岡県によりますと、店では10月15日午後3時から子ども食堂が開かれ、提供されたカレーライスを食べた子どもや保護者を中心とする5歳から38歳までの男女31人が、午後7時頃から腹痛や下痢などの症状を訴えました。

保健所が調べたところ、患者の便から食中毒の原因となるウエルシュ菌が検出され、県はカレーライスを原因とする食中毒と断定して、店に当分の間、営業禁止命令を出しました。

医療機関を受診した患者1人を含め、入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。

県が店に聞き取りを行ったところ、カレーライスは当日調理したものと、前日から用意していたものがあったということです。

静岡県によりますと、ウエルシュ菌食中毒には以下の特徴があり、予防対策を呼び掛けています。

1. 特徴
– 人や動物の腸管内、土壌、下水など自然界に広く分布している
– 熱に強い耐熱性芽胞を形成する(100°Cで1~6時間でも生残)
– 酸素があると増殖できない
– 人の腸管内でエンテロトキシン(腸管毒)を産生する

2. 原因食品
– 大量調理されたカレー、シチュー、煮物などの加熱食品

3. 症状
– 潜伏時間は6~18時間(平均約10時間)
– 主な症状は下痢と腹痛で、多くの場合、発症後1~2日で回復するが、基礎疾患のある方や子ども、高齢者の方は重症化することがある

4. 予防対策
– 大量調理食品は、よくかき混ぜながら十分に加熱しましょう
– 調理後は速やかに食べましょう
– 調理済み食品を保存する場合は、10°C以下で冷蔵するか、55°C以上で保温しましょう
– 温度管理がしやすいよう、必要に応じて小分けしましょう
– 温め直す場合は、再度よくかき混ぜながら十分に加熱しましょう

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