越前市の専門学校卒業生がハラスメント被害を主張 武生医師会に損害賠償求め提訴

福井県越前市にある武生看護専門学校の卒業生2人が、教職員からハラスメントを受けたとして、学校を運営する一般社団法人武生医師会を相手取り、損害賠償を求める訴訟を福井地方裁判所武生支部に起こしました。その第1回口頭弁論が7日に行われ、学校側は請求の棄却を求めて争う姿勢を示しました。

訴状によりますと、卒業生のうち1人は在学中、教職員から「あほやな」「看護師に向いていない」などの不適切な発言を受けたとされています。また、別の卒業生は妊娠のため休学していた際、教職員が授業中にほかの学生の前で「いま妊娠する意味が分からない」などと発言したとされ、それぞれ精神的苦痛を受けたとして、1人あたり約110万円の損害賠償を求めています。

提訴した卒業生の1人は記者会見で、管理者側に何度も被害を訴えたものの適切な対応がなされなかったと明かし、同様の被害を受ける学生が出ないよう、安心して学べる環境になることを願って裁判に臨む考えを表明しました。

一方で、学校を運営する武生医師会側は、損害賠償請求を棄却する判決を申し立て、全面的に争う方針です。

次回の弁論手続きは9月にオンラインで実施される予定となっており、武生医師会側の弁護人が訴えに対する認否や反論を行う見通しです。

カテゴリー
教職員ハラスメント
公務員ニュースをフォローする

コメント