海上自衛隊の自衛官2人を懲戒処分 車検切れ車両の運用や立ち小便など

海上自衛隊は1日、車検切れの車を運用させた自衛官と、当直勤務中に酒が残っていた自衛官の計2人を減給および停職の懲戒処分にしました。

大湊地区隊(青森県むつ市)の60代の海曹は、前年11月から同年2月にかけてトラックの管理を怠り、定められた期限に隊内の保安検査を受けさせず、車検切れの状態で運用させました。さらに同年4月、喫煙所ではない火気厳禁のボイラー室でたばこを吸ったとして、1か月・減給15分の1の処分を受けました。上司が気づいたことで発覚し、動機について「有効期限を誤って認識していた」「喫煙に指定された場所が遠くておっくうになった」と説明しています。大湊地区総監の稲田丈司海将は「所属隊員がこのような事案を生起させ誠に申し訳なく思っています。引き続き厳正な規律を保持するよう隊員に対する教育指導を継続していくとともに同種事案の再発防止に努めます」とコメントを出しました。

大湊艦隊基地隊(青森県むつ市)の50代の准曹は、一前年11月、神奈川県横須賀市の飲食店の前で小便をしたほか、同年2月に前日飲んだ酒が残った状態で当直勤務にあたっていたとして、停職8日の処分を受けました。横須賀市で、この准曹が別の店で酒を飲み部隊に戻る途中で店の前に小便をし、店の利用客に取り押さえられた後、店主が神奈川県警横須賀警察署に通報して部隊へ連絡が入ったことで発覚しました。准曹は店側にカーペットのクリーニング代3万円を支払っており、動機について「酔っていて正しい判断ができなかった」と話しています。大湊艦隊基地隊司令の天野晋介1等海佐は「隊員の規律違反によりご迷惑をおかけした関係者に深くおわび申し上げるとともに、国民の不信を招いたことを誠に申し訳なく思っています。隊員に対する教育指導を継続して行い信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。

自衛隊道路交通法その他犯罪懲戒処分など
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