保護者が働いてほしい企業1位は5年連続で公務員 マイナビが2025年度の意識調査結果を公表

東京都千代田区に本社を置く株式会社マイナビは、大学4年生と大学院2年生以上で今年就職活動を終えた、あるいは現在活動中の子供を持つ保護者を対象に実施した「マイナビ 2025年度 就職活動に対する保護者の意識調査」の結果を発表しました。調査は2026年1月8日から1月13日にかけて、東京都新宿区に本社を置く株式会社クロス・マーケティングのモニターを通じて行われ、1,000名から有効回答を得ました。

調査結果によると、子供の内定先企業から保護者へ内定確認の連絡を行ういわゆる「オヤカク」を受けた割合は46.2%で、2024年の調査から1.0ポイント増加しました。企業からの連絡内容では「内定式・入社式への招待」が17.9%(前年比0.3ポイント増)と2番目に多い結果となっています。また案内を受けた保護者のうち、内定式に「実際に参加した」と回答した割合は36.1%、入社式に「参加予定」と回答した割合は40.1%でした。

保護者が「子供に働いてほしい企業」の1位は5年連続で「公務員」となり、保護者の安定志向がうかがえる結果を示しました。民間企業のトップは「トヨタ自動車」で、次いで「NTT」「ソニー」「伊藤忠商事」となり、上位5社は2024年と同じ顔ぶれでした。

学生向けの就職人気企業ランキングとの比較では、「味の素」「伊藤忠商事」「日本航空(JAL)」「全日本空輸(ANA)」「ソニー(ソニーグループ)」「パナソニック(パナソニックグループ)」「NTTデータ」「トヨタ自動車」など、保護者と学生の双方で共通して上位に入る企業が多数存在することが分かっています。

自身の子供に「もっと体験させたかったこと」に関する設問では、「特になし」が38.9%で最多を占めた一方、「海外文化に触れる体験(海外旅行、留学など)」が27.8%、「自然に触れるレジャー体験(キャンプ、海水浴など)」が21.9%で続きました。

子供がこれまでに職業体験やキャリア教育などに参加した経験がある保護者のうち、52.3%が「自主的に子供に参加を促した」と回答しています。参加を促した理由としては、「子供が特定の仕事や分野に興味を示していたから」が38.3%で最も多く、「将来の進路選択やキャリア形成に役立つと思ったから」が27.4%でした。

職業体験やキャリア教育への参加による効果については、「子供が将来の夢やキャリアについて考えるようになった」が62.4%(非常にあてはまる+まああてはまる)、「保護者として、子供の将来やキャリアについて考えるようになった」が54.2%となり、親子間でキャリアを話題にするきっかけや意識向上の機会になっている様子が示されています。

公務員の制度変更や統計など国家公務員地方公務員
公務員ニュースをフォローする