遺留品紛失の隠蔽指示で海上保安部職員が減給処分 兵庫

11月2日、兵庫県姫路市の姫路海上保安部は、海上で発見された遺体の遺留品を紛失した事実を隠そうと部下に不適切な指示を出したとして、第5管区海上保安本部(神戸市)に所属する40歳の男性職員を、同日付で減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表しました。

減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けたのは、姫路海上保安部の係長級である40歳の男性職員です。

姫路海上保安部によると、職員は2026年2月27日、当時在籍していた同保安部で、海上で見つかった漂流遺体の遺留品として保管していた黒色のスニーカー1足が所在不明になっていることに気付きました。紛失した事実を隠すため、部下の職員に対し「同じスニーカーが店で売っていないか。あれば買ってこい」と不適切な指示を出したということです。

部下が別の上司に相談したことで事案が発覚しました。男性職員は既に第5管区海上保安本部管内の他の部署に異動しています。

聞き取りに対し、男性職員は指示したことを認めており、「自分の責任でなくなったので、何とか取り繕わなければと思った」と話しているということです。

姫路海上保安部では、遺留品は1室の倉庫にまとめて保管され、事案ごとに異なる担当者が管理していました。紛失したスニーカーは、男性職員と、その上司にあたる課長が主に管理していたということです。

佃長門・姫路海上保安部長は「海上保安官として極めて遺憾であり、おわび申し上げる。再発防止を図るとともに、信頼回復に努める」とコメントしています。また、同保安部は職員に対する指導及び教育を徹底し、再発防止を図るとともに、信頼回復に努める方針を示しています。

海保懲戒処分など
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