山梨県警は17日、警察のシステムを不正利用して知人の交際相手を脅したとして、30代の男性巡査長を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にしました。巡査長は同日付で依願退職しています。
警察によりますと、男性巡査長は2026年1月、好意を寄せていた知人女性の交際相手に関する個人情報を、職務用の情報システムから不正に入手しました。その後、男性の自宅を訪問したほか、2月には複数回電話をかけ「今日中に別れないとどうなるかな」などと脅迫し、交際を解消させようとした疑いが持たれています。
被害男性からの届け出で事案が発覚し、巡査長は「間違いありません。申し訳ない」と容疑を認めているということです。容疑には強要未遂やストーカー規制法違反、個人情報保護法違反が含まれています。
また同日、山梨県警は勤務中に同僚女性を複数回盗撮したとして、50代の男性警視をストーカー規制法違反の疑いで書類送検しました。この警視は減給6カ月(100分の10)の懲戒処分を受け、依願退職しています。
山梨県警の元巡査長が警察情報を不正入手し男性を脅迫 個人情報保護法違反の罪で略式起訴
警察の情報を不正に取得して男性を脅迫し、知人女性と別れさせようとしたとして書類送検されていた山梨県警の30代の元巡査長の男性について、甲府地検は2026年7月9日付で個人情報保護法違反の罪で略式起訴しました。
山梨県警によりますと、この元巡査長の男性は警察の情報を不正に入手した上で、男性の留守番電話に「今日中に別れないとどうなるかな」などのメッセージを残し、自身が好意を抱いていた知人女性と別れさせようとしたとされています。山梨県警はこれまで、この元巡査長をストーカー規制法違反など3つの容疑で書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にしていました。
甲府地検は今回、個人情報保護法違反の罪で略式起訴とする一方で、ストーカー規制法違反など残る2つの容疑については不起訴処分としました。
不起訴の理由について、甲府地検は「関係証拠の内容を踏まえ不起訴とした」とコメントしています。

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