高知県警は17日、同県土佐市内で追突事故を起こした後に警察へ報告せず現場を立ち去ったとして、自民党会派に所属する土佐市選挙区選出の同県議会議員、戸田宗崇氏(59)を道路交通法違反(報告義務違反、安全運転義務違反)の疑いで高知地検に書類送検しました。
警察などによりますと、戸田県議は2026年4月20日の午前10時30分ごろ、高知県土佐市塚地の市道で車を運転中、前方に停車していた軽自動車に追突する事故を起こした際、警察に事故の報告をせずに現場を離れた疑いが持たれています。なお、追突された軽自動車の運転手にけがはありませんでした。
戸田県議は事故当時、相手の運転手に携帯電話番号を教え「後で連絡します」と伝えてその場を立ち去りましたが、土佐警察署からの連絡を受けて約15分後に現場へ戻りました。その際に行われた警察の呼気検査で基準値を下回るアルコール分が検出されており、戸田県議は事故の前夜に3杯から4杯の酒を飲んでいたと説明しています。
警察の調べに対し戸田県議は容疑を認めており、取材に対して「用事があり急いでいた」「法令順守をより徹底しなければならない立場でありながら、事故の処理をせずに立ち去ってしまい深く反省している」と話しています。今後の進退について、現時点では議員辞職は考えておらず、信頼回復に向けて誠心誠意努めていきたいとしています。
高知県議が追突事故後の警察不報告で略式命令 罰金2万円
追突事故を起こしながら警察に報告しなかったとして、道路交通法違反の罪で略式起訴されていた高知県議会議員の戸田宗崇氏(59)に対し、高知簡易裁判所が2026年8月14日に罰金2万円の略式命令を出していたことがわかりました。
戸田県議は2026年4月、高知県土佐市の市道で自動車を運転中、停車していた軽自動車に追突する事故を起こしました。事故後、相手方に怪我がないことを確認し、相手の車両ナンバーを撮影した上で携帯電話番号を伝えて事後連絡を約束し、現場を立ち去ったということです。
警察によりますと、現場を離れた戸田県議は高知県警察土佐警察署からの連絡を受けて現場に戻った際、警察官からアルコールの匂いを指摘されました。呼気検査が実施されましたが、数値は酒気帯び運転の基準値を下回っていたとのことです。
これまでの取材に対し、戸田県議は面会予定があり急いでいたため警察への通報を怠ったと説明しています。
本件を受け、高知県警察は2026年7月17日に戸田県議を書類送検し、検察が2026年8月4日に略式起訴していました。
なお、所属する自由民主党高知県連は2026年7月に事情聴取を行い、戸田県議に対して3カ月の役職停止処分を決定しました。また、戸田県議が務めていた高知県議会の危機管理文化厚生委員会副委員長については、本人からの辞任の申し出を受け、2026年7月30日に辞任が了承されています。



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