北海道が職員9人を処分 パワハラや窃盗などで停職1カ月など

北海道は2026年7月31日、部下へのパワーハラスメントや窃盗、虚偽報告などの不祥事に関与したとして、職員計9人の懲戒処分を発表しました。道は組織内のコンプライアンス遵守と再発防止に向けた取り組みを進めるとしています。

処分を受けた職員および事案の概要は以下の通りです。

北海道釧路総合振興局の57歳男性管理職員は、北海道上川総合振興局に所属していた2018年4月から10月までの間、部下に対して大声での叱責や厳しい言動、詰め寄るなどの威圧的な態度をとるパワーハラスメントを行いました。部下が休みを希望した際に「休まないで出てこい」などと発言する行為も含まれており、過去にも調査が行われていましたが、今回の再調査を経て停職1か月の処分となりました。男性職員は「部下をかわいがっていたつもりだった」などと話しているということです。なお、管理監督者1名が戒告、1名が訓告となっています。

北海道宗谷総合振興局の34歳男性一般職員は、2025年7月31日、北海道稚内市内の飲食店で食事中に客数名とトラブルになり、店外へ出た客らを威嚇する目的で店舗のバックヤードにあった脚立を無断で持ち出す窃盗行為を行い、停職1か月の処分を受けました。

北海道檜山振興局の45歳男性一般職員は、前所属先である北海道保健福祉部の出先機関において2024年6月25日、暴れる児童を制圧するため自身の上半身を児童の胸部に乗せ、首元を手で押さえつけました。児童が「苦しい、息ができない」と訴えたにもかかわらず押さえ続け、負傷させたとして、減給10分の1(3か月)の処分を受けました。

北海道後志総合振興局の51歳男性管理職員は、前所属先である北海道総務部の出先機関において2025年11月9日から12日までの間、被害者に対しカラオケや夕食に誘うメールを繰り返し送信したほか、性的な内容のメールを送信しました。被害者が上司に相談した後、当該職員は上司に対して被害者へ一切連絡しないと約束していましたが、2026年4月8日に再びカラオケに誘うメールを送信したため、減給10分の1(3か月)の処分を受けました。

北海道経済部の59歳男性管理職員と40歳男性一般職員は、担当事務における2024年度上期の契約実績額について、実際の数値よりも低くねつ造して上司等に虚偽の報告を行ったとして、それぞれ減給10分の1(1か月)、戒告の処分を受けました。

北海道オホーツク総合振興局の30歳男性一般職員、北海道渡島総合振興局の49歳男性一般職員は、私用車で時速30km以上45km未満の速度違反を起こし、それぞれ戒告処分を受けました。

北海道後志総合振興局の46歳男性管理職員は、公用車で時速30km以上40km未満の速度違反を起こし、戒告処分を受けました。

カテゴリー
暴行・傷害・銃刀法窃盗・強盗地方公務員ストーカーハラスメント懲戒処分など
公務員ニュースをフォローする

コメント