大阪府警が遺失届の高級腕時計を誤売却 検索見落としか 女性へ損害賠償方針

大阪府警が、遺失届の出されていた高級腕時計を持ち主に返却しないまま売却していたことが、府警への取材で分かりました。照会システムでの検索時に職員が見落としたとみられ、大阪府警は持ち主の女性が買い戻せるよう、損害賠償として203万5千円(約200万円)を支払う方針です。

大阪府警会計課によりますと、2025年4月5日夜に女性が大阪府の曽根崎署へ腕時計の遺失届を提出しました。一方で、同じ日に腕時計の拾得者が東成署に届け出ていました。

両署では7日までに、署員がそれぞれ2回ずつ照会システムにメーカーや色などの特徴を入力して検索したものの、見落としが発生したと府警はみています。その後、照会システムによる再確認は行われませんでした。

遺失物法に基づき所有権が大阪府に移転したとして、府警は2025年12月にこの腕時計を約92万円で業者へ売却しました。

その後2026年になり、別の業者が腕時計を入手した際に、紛失物や盗難品として民間のプラットフォームに登録されていることが判明し、府警が状況を把握しました。

大阪府警は女性に対し、203万5千円を支払う予定としています。

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