埼玉県春日部市の市立医療センターで、医薬用外劇物に指定されている「10%中性緩衝ホルマリン液」(15ミリリットル)の容器2個が無くなっていたことが分かりました。これまでに健康被害や環境への影響などは確認されていないということです。
センターによりますと、1日に手術室職員が容器30個を標本撮影室に移して15個を使用し、未使用分を戻そうとしたところ13個しかありませんでした。その後、2日に春日部保健所への報告と埼玉県警春日部署への届け出を行いました。
紛失した10%中性緩衝ホルマリン液は、病理診断の際に病理組織を固定して標本を作製するために使われます。一般的に毒性があり、濃度や量によっては皮膚や粘膜を侵し、気化したガスを吸入すると気管などの炎症につながる恐れがあります。
有馬健病院長は「患者や地域の皆さまにご心配をおかけし、心からおわび申し上げる。管理方法を職員に周知徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。



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