香川県の観音寺市議会は25日、ことし6月の委員会を体調不良と偽って欠席し、香川県丸亀市内で開かれた県高校総体に出席した詫間茂市議(78)に対する辞職勧告決議案を、議長裁決により可決しました。
観音寺市議会事務局によりますと、市議会文教民生委員会の副委員長を務めていた詫間市議は、ことし6月8日の同委員会を体調不良を理由に欠席しました。しかし、別の議員が確認したところ、同じ日に開催されていた県高校総体に参加していたことが判明しました。詫間市議は香川陸上競技協会の会長を務めています。
この問題を受け、詫間市議は大平直昭議長(65)から厳重注意を受けたほか、文教民生委員会の副委員長を辞任していました。
25日の観音寺市議会では、「委員会を虚偽の理由で欠席したことは、市議会の条例の議員の政治倫理に反しており市民の信頼を失墜させた」として詫間市議への辞職勧告決議案が提出されました。採決では賛成と反対が8対8の同数となったため、大平議長の裁決により可決されました。
採決後、詫間市議は取材に対し、「高校総体であいさつをする必要があり、日程が重なってやむを得ず委員会を欠席したが、議員の判断としては間違っていた。委員会を優先するべきだったと反省している」と説明しました。その上で、「辞職勧告決議に法的拘束力はなく、決議を受けて議員辞職するつもりはない」として辞職しない意向を示しています。



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