長崎県大村市は31日、自宅アパート隣人の置き鍵を使用して部屋に侵入し内部を物色したとして、商工観光部商工振興課の男性職員(25)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。
市の発表や調べによりますと、職員は2026年6月13日、自宅アパートで隣の部屋のドアポストに袋に入れて挟まれていた置き鍵を発見し、鍵を使って侵入して約3分間部屋を物色しました。この部屋には女性が一人で暮らしており、職員は動機について「女性の下着類が見たかった」などと話し、性的関心があったことを認めています。
職員は一度部屋を出て鍵を元の場所に戻したものの、証拠を残したのではないかと不安になり直後に再び侵入しました。2回目の侵入後に部屋を出ようとした際、別の住民や被害女性の友人と鉢合わせになり、ドアを後ろ向きに出ていくなどして「落ちていた鍵がこの部屋のものか確認していた」ように演じて誤魔化そうとしたということです。
関係者からの届け出を受けた警察は、2026年7月31日に職員の自宅や職場である大村市役所の捜索差押えを実施し、現在も窃盗や住居侵入などの疑いで任意捜査を進めています。
また、市によりますと、職員は2026年2月5日に事務の遅延や時間外労働の不適切な申請で副市長から「厳重注意」と「訓告」の文書指導を受けていました。職員は2026年8月31日付で退職願を提出していましたが、市は悪質性と社会的影響の大きさを考慮し、同日付で最も重い懲戒免職処分としました。大村市の園田裕史市長は、市民の信頼を大きく損ねたとして深謝し、綱紀粛正の徹底と再発防止に努めるコメントを出しています。

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