兵庫県立高校の元柔道部顧問の男性から10年以上にわたり性被害を受けたとして、東日本に居住する30歳代の女性が、元教諭に対して慰謝料など約3700万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に19日付で起こしました。女性と代理人弁護士が22日、兵庫県神戸市内で記者会見を開き、明らかにしました。
代理人弁護士によりますと、女性は柔道部に所属し、高校1年の頃から校内や遠征先のホテルで元教諭から性交やわいせつな行為を受けました。元教諭による部員への体罰が繰り返されていたなか、女性は身を守るために応じざるを得なかったとしています。卒業後も脅迫を受けて関係の継続を強いられ、2022年12月にはPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断を受け、現在も治療を受けています。
女性は会見の中で、「言う通りにしないと怒られるので、笑顔を作るしかなかった。元教諭には責任を取ってほしい」と語っています。


