熊本県教育委員会は2026年7月17日、県立学校のホームページにおいて、卒業生45人分の氏名が入った進路先一覧が約2か月間にわたって公開され、公開停止後も約1年7か月間にわたり検索などで閲覧できる状態にあったと発表しました。なお、対象の県立学校名については明らかにしていません。
県教委によりますと、2024年9月、県立学校のホームページに前年(2023年)の卒業生45人分の氏名や学科、進路先の企業や学校名が記載された一覧が公開されました。公開から約2か月後に学校の管理職が指摘して公開を停止したものの、県教委への報告は行われていませんでした。
その後、公開停止から約1年7か月が経過した2026年6月、卒業生の保護者が氏名や企業名で検索した際に進路先一覧が閲覧できる状態であることに気づき、熊本県広報課に問い合わせたことで事態が発覚しました。データは既に削除されましたが、公開開始から削除されるまでの約1年9か月の間に、合計538回閲覧されていたということです。
この進路先一覧には「取扱注意」と記載されていましたが、ホームページの作成を担当した教員が、責任者の承認を得ずに1人で掲載していました。この教員は「進路状況を紹介するために公開した。過去にも載せていたと思い込んでいた」と話しているとのことです。学校は卒業生とその家族、および掲載された企業や学校に対して謝罪を行いました。
再発防止に向けて、熊本県教育委員会は2026年7月30日に県立学校の管理職を対象とした緊急の研修会を開催する方針です。



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