兵庫維新の会が兵庫県議を除名処分 無許可でレンタカー事業

日本維新の会の兵庫県組織「兵庫維新の会」は、無許可で選挙カーを貸し出すレンタカー事業を営んでいたなどとして、兵庫県宝塚市選挙区選出の兵庫県議会議員である門隆志氏(59歳)を、同日付で除名処分にしたと発表しました。

兵庫維新の会によると、処分理由について、法令上必要な手続きを行っておらず、コンプライアンス上の違法性が拭えないためなどとしています。また、聞き取りに対する態度も加味されたとのことです。

門氏が代表を務めていた兵庫県宝塚市の合同会社「MoCuri(モキュリ)」(2020年2月設立、2025年6月22日解散)は、国土交通省からの必要な許可を得ていない状態で、選挙カーの貸渡を行っていました。また、道路運送法に基づく各運輸支局への「貸渡実績報告書」の提出も行っていませんでした。さらに、中古車を貸し出す際に必要な警察からの古物商の許可も取得しておらず、「わ」や「れ」などのレンタカー登録をしていない自家用車両も事業に使用されていました。

この会社も含め、門氏は2015年頃から、兵庫県内の市議選、県議選、衆院選などに立候補する維新の候補者に対し、選挙カーや看板を貸与していました。代金としては、公職選挙法の公費負担制度による上限額である1日あたり1万6100円を受け取っていました。

取材に対し門氏は、無許可であったことを認めつつ、許可を得ていた別会社から事業譲渡されたため許可も移ったとの認識だったと説明しました。毎年提出が必要な報告書を出していなかったことについては、知らなかったと述べています。また、門氏は自身のソーシャルメディアで、手続きに不備があったことについて謝罪するとともに、党を離れても活動を続けていく旨を投稿しました。

さらに門氏を巡っては、この会社の所在地と自身の議員事務所の住所が同じであったことから、家賃や光熱費などの政務活動費を過大に受け取っていた問題も指摘されています。維新の会兵庫県議団は過去5年分の約190万円および遅延利息の返還を請求していますが、門氏は適切に使用しているとして返還に応じておらず、会派は法的措置による返還請求を行う方針です。

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地方議員懲戒処分など
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