大阪市水道局は2026年7月31日、出退勤打刻の不正や公用車の私的使用による職務専念義務違反などが確認されたとして、所属職員ら10人に対する懲戒処分を発表しました。
出退勤打刻の不正等に関する事案では、以前発覚した不正行為に関与した元職員の指示などにより、不正な打刻や超過勤務手当の不正受給、公用車の私的利用などを行ったとして、5人が処分されました。
処分内容は、54歳の技能職員の係員が停職3月、52歳の技能職員の係員が停職2月、51歳および50歳の技能職員の係員2人が停職1月、54歳の技能職員の係員が減給となりました。
これらの職員は、実際の退勤時刻より遅い時刻を勤怠管理用のICカードリーダーに記録させるなどして、数千円から1万1500円程度の超過勤務手当を不正に受給したほか、公用車を使用して私的に商業施設へ立ち寄るなどの行為を行っていました。
また、服務調査により発覚した職務専念義務違反では、公用車の私的使用や虚偽報告などを行った5人が処分されました。
このうち61歳の技能職員の係員は、業務目的のない公用車での外出中にスマートフォン向け位置情報ゲームを行い、2024年度から2025年度にかけて100回以上、業務中の移動経路を変更するなどしていたほか、ドライブレコーダーの録画機能を故意に停止したとして停職1年となりました。
また、同職員とともにゲームを行うための経路変更や停車を繰り返した56歳の技能職員の係員は停職2月、同行していた58歳の技能職員の係員は減給となりました。
このほか、業務を行わず公用車で周辺を走行していた55歳の技能職員の係員は停職10日、現場調査と虚偽報告を行い、堺市内の商業施設で買い物をしていた63歳の技能職員の係員は減給となりました。
大阪市水道局は、今回の事案を受け、ドライブレコーダーの適正使用の確認、班体制の見直し、作業計画の事前確認など、管理監督体制の強化や再発防止策を進めるとしています。



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