富山県の心の健康センターで個人情報書類を別医療機関へ誤送付 過去にも同様の事例

富山県が運営する「心の健康センター」は今月26日、個人情報が含まれる書類を別の医療機関へ誤って送付したと発表しました。誤送付は1名分で、1つの医療機関に対して行われました。

誤送付された書類は、精神疾患のある患者が医療費の公費負担を受けるための「自立支援医療受給者証」と、指定医療機関に承認結果を伝える「承認結果報告書兼受給証送付書」です。受給者証には氏名、住所、生年月日、加入医療保険記号番号、保険者名、自己負担上限額、指定医療機関名が記載されていました。また、送付書には氏名、住所、生年月日に加え、精神障害者保健福祉手帳番号、手帳等級、手帳有効期限、疾病名などの個人情報が記載されていました。

今月25日、書類を受け取った医療機関から富山県富山市の富山市保健所に対し「本病院の受診者のものではない自立支援医療受給者証が届いた」と電話連絡があり、保健所からの報告を受けた心の健康センターが確認したところ誤送付が判明しました。同センターは同日中に医療機関を訪問して書類を回収し、受給者に対して報告と謝罪を行いました。医療機関以外の第三者への情報漏えいはないとしています。

原因について心の健康センターは、データベースへ申請情報を入力する際に指定医療機関名を誤ったことや、入力時およびシステム出力のチェック表を用いたダブルチェックとトリプルチェックでミスを発見できなかったためと説明しています。今後は入力や確認の際に複数人による内容確認を徹底し、再発防止を図る方針です。

なお、心の健康センターでは2023年5月にも、通院先とは異なる医療機関3か所へ「自立支援医療受給者証」6人分を誤送付する事故が発生していました。当時は確認人数を増やす再発防止策を定めていましたが、再び誤送付が発生した形となります。

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