山梨県内のすべての公立小中学校が利用し、今年度から運用が始まった事務処理システム「統合型校務支援システム」において、旧システムからのデータ移行時にミスがあり、児童・生徒の健康診断データおよそ4万2000人分が移行されていなかったことが18日にわかりました。
このシステムは市町村と共同で導入され、今年度から東京都内の事業者が提供する新システムへ移行しましたが、成績処理の一部機能が使えないなどの不具合が相次いで発生していました。
山梨県教育庁義務教育課の望月俊孝課長によりますと、旧システムからデータを抽出する段階でデータが欠落していたということです。山梨県内の中央市と富士吉田市を除く公立小中学校において、昨年度実施された当時小学1年生から中学2年生の健康診断における視力や聴力などのデータおよそ4万2000人分が新システムに移行されていませんでした。原因は旧システムの事業者によるデータ抽出ミスと、データ受け渡し時の確認不足としています。
山梨県教育庁の小池孝二教育監は、大変心配をかけていることについて大変遺憾に思っている旨を示しました。
欠落したデータはすでに削除されているため、紙の記録が残っているかを確認した上で、旧システムの事業者が今年度中をめどに復元作業を行うとしています。


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